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60代・年金生活。貯金を切り崩すだけの不安な毎日から「お金に働いてもらう」生活へ

66歳を迎え、年金を受け取りながら貯蓄を取り崩して生活している皆様、今のままで大丈夫だろうかという漠然とした不安を抱えていませんか?特に「この資産はあと何年持つのだろう」という問いは、老後生活の大きな重荷となっていることでしょう。

残念ながら、現在の超低金利の日本では、銀行に現金を置いておくだけでは、インフレ(物価上昇)によって資産は目減りしていきます。貯金を切り崩すペースを落とすことが、資産寿命を延ばすための最重要課題です。

新NISAは「資産を劇的に増やす」ためのものではなく、「資産の減少スピードを緩やかにする」ための強力なツールとして、この年代にこそ最適です。手持ち資金の一部を上手にNISAに移し、私たちのお金に代わりに働いてもらいましょう。

手持ち資金から月5万移行でこれだけ変わる!20年後の未来

今回は、手持ち資金の一部を新NISAの成長投資枠に移行し、毎月5万円ずつ投資を続けた場合のシミュレーションを見ていきましょう。この戦略の目標は、高いリターンを狙うのではなく、インフレ率を上回る「年利3%」という実現可能性の高いリターンを目指すことです。

  • 積立額:毎月5万円(年間60万円)
  • 運用期間:20年
  • 目標利回り:年利3.0%

もし20年間、手持ち資金を銀行預金(年利0.001%と仮定)に置いておいた場合と、年利3%で運用した場合を比較すると、その差は歴然です。特に資産を取り崩しながら生活する皆様にとって、この運用益(複利効果)は、資産が尽きるまでの期間、すなわち「資産寿命」を劇的に延ばすことに直結します。

重要な発見: 資産の一部を安定運用(年利3%)で回せれば、貯金が尽きるまでの期間が、銀行預金のみの場合と比べて10年程度延びる計算になります。

下のグラフを見てください。銀行預金では資金が単に直線的に減っていくのに対し、年利3%で運用すれば、元本を取り崩しつつも、運用益がその減少スピードを緩やかにしてくれることが分かります。

[自動挿入:20年間の運用シミュレーショングラフ(銀行預金と年利3%運用の比較)]

66歳・年金受給中・貯金取り崩しのための成功戦略

資産の「減少スピードを緩やかにする」という目的に特化した場合、私たちが選ぶべき投資商品は「安定性」と「キャッシュフロー」を重視したものになります。

選ぶべき投資スタイル:債券ファンドと高配当株

  • 国内/先進国債券ファンド: 値動きが比較的穏やかで、暴落耐性が高いのが特徴です。資産全体のリスクを抑えるための土台として活用します。
  • 高配当株(または高配当ETF): 定期的に配当金が得られるため、この配当金を生活費に充てることで、貯金取り崩しのペースを直接的に緩和できます。

この戦略の最大のメリットは、相場が大きく変動してもパニックになりにくいポートフォリオを構築できる点です。

プロの助言:

このフェーズでは「増やす」ことよりも「守る」ことに集中してください。暴落時に怖くなって売却してしまうと、元本が大きく減少し、運用を続けることが困難になります。

成功の秘訣は、ご自身のリスク許容度の範囲内(全資産の30%程度)で運用を始めることです。残りの70%はいつでも引き出せる預金として確保しておけば、「もし半分になっても生活に困らない」という安心感が得られ、長期的な運用が可能になります。

今日から始める3ステップ

新NISAの開始は、想像以上に簡単です。難しく考えず、まずは第一歩を踏み出しましょう。

  1. ステップ1:NISA口座を開設する

    手数料が安く、取り扱い銘柄が豊富なネット証券(SBI証券や楽天証券など)を選びましょう。オンラインで簡単に申し込みが完了します。

  2. ステップ2:投資配分を設定する

    毎月5万円を「債券ファンド」と「高配当株(またはETF)」に分散して設定します。例えば、債券に3万円、高配当株に2万円といった配分を決めましょう。成長投資枠を活用し、非課税メリットを最大限に享受します。

  3. ステップ3:あとは「放置」する

    一度設定したら、頻繁に価格をチェックする必要はありません。市場の小さな変動に一喜一憂せず、長期的な資産寿命の延長という目標に集中しましょう。投資は取り崩しペースを緩和するための「自動装置」だと捉えてください。

毎月手持ち資金から月5万移行を3%で運用した場合

※手数料や税金は考慮していません。将来の成果を保証するものではありません。

まずは口座開設からスタート

思い立ったが吉日。楽天証券かSBI証券なら間違いありません。